純和風の離れを、加齢に備えて快適に住まいやすくリノベーションした事例です。六帖二間をエレガントでオープンなワンルームに。
限られた空間を最大限活用できるよう、建具は全てオーダーの引込戸でお納めしています。お客様をお迎えする時はしっかり目隠し、普段は開け放してお使いいただけます。
BEFORE
西側の押入とその裏にある水屋スペースには新たにキッチンを設けました。
キッチン奥は洗濯機コーナー。家事の動線をまとめ、作業の効率化を図っています。建具を閉じると独立型のキッチンですので、調理中の匂いや音などの漏れも気になりにくくなっています。
加齢により運動機能が低下した場合を考慮し、東側押入スペースにWCを設けました。すぐ横に配置されるベッドからバリアフリーで、最短の動線での移動が可能です。ご使用前にお部屋の暖気を入れていただく事で、冬場のヒートショックの心配も軽減されます。
BEFORE
窓廻りにはテクスチャー感のあるモアレのインポートファブリックに裏地をお付けしています。クラシカルなタッセルを合わせ、お色めはインテリアに溶け込むエクリュ色でまとめました。カーペットは上質なウールカーペットをご採用。『けっして大きな空間ではないけれど、サロンのようにエレガントな終の棲家ができました。』とお喜びいただきました。
南面縁側スペースの垂れ壁を取り払い、壁面照明を組み込みました。傾斜天井にも照明を埋め込みすっきりと。部屋全体にアクリルパネルから優しく光が拡散されます。
幸せな住まいづくりのためのささやかな覚書き
―Note Felice―
お読みいただきありがとうございました。
インテリア、リフォームのカーサフェリーチェ(名古屋市名東区)