前回に引き続き、O様邸カーテンの施工事例です。お子様のお部屋には、可愛らしい水玉が刺繍されたミナシアー(MANAS-TEX)をご採用いただきました。
前回の記事はこちらです
美しい納まりの電動バーチカルブラインド
3つ山ヒダのプリーツカーテンを、ロールスクリーンの手前にレースオンスタイルでお納めいたしました。
3つ山ヒダ(カーテントップの仕上げの種類のひとつ)
カーテンの上部の生地をつまんで、山のようなヒダを3つ作った、ピンチプリーツ(つまみヒダ)の一種。仕上がり巾の2~3倍程度の生地が必要。ゆったりとしたドレープが豊かで美しい、オーソドックスなスタイルです。
レースオンスタイル
通常のカーテンスタイルとは反対に、厚手のドレープカーテンの手前(室内側)にレースのカーテンを取付けたスタイル。フロントレース、逆吊りなどとも呼ばれます。
光や視線はロールスクリーンで調節し、レースカーテンのデザインやテクスチャーを存分にお愉しみいただける軽やかなスタイルです。
同じファブリックをヒダを取らず、フラットカーテンにお仕立てするとこのようなイメージです。
フラットカーテン(カーテントップの仕上げの種類のひとつ)
プリーツを取らないヒダなしのカーテントップ。大きな柄やプリント柄などデザインをダイレクトに楽しみたい時に向くスタイルです。プリーツを取ったカーテントップに比べて、使用する生地の量が少ないので価格面のメリットも。
お色違いの生地のフラットカーテンをプレーンシェードの上にオンレースしたイメージです。ミナシアーは3色のカラーバリエーション。調和のとれたバランスと配色で刺繍された水玉がリズミカルで若々しく、上品な可愛らしさのあるシアー生地です。
寝室にはシックで趣のあるシアー、ザンジバル(MANAS-TEX)をお選びいただきました。
スタイルは子供室と同様に、3つ山ヒダカーテンにお仕立てしロールスクリーンの手前に取付けています。上の画像はロールスクリーンを閉じた時、下の画像はロールスクリーンを開けた時の様子です。どちらも異なった表情で雰囲気があります。
ザンジバルは先染めの太番手の意匠糸を使用したからみ織シアー。ざっくりとしたクラフト感とやわらかなテクスチャー感が味わいのある、個性的な生地です。カラーバリエーションは4色です。
幸せな住まいづくりのためのささやかな覚書き
―Note Felice―
お読みいただきありがとうございました
インテリア、オーダーカーテンのカーサフェリーチェ
(名古屋市名東区)