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TopNoteアート・フレームワーク岡本太郎の未来を拓く塔

岡本太郎の未来を拓く塔

1970年の日本万国博覧会閉会後、内部が非公開となっていた太陽の塔が2018年3月に、48年の時を経て息を吹き返し公開されたこともあり、岡本太郎さんがマイブームの一年でした。

こちらは岐阜メモリアルセンター内にある『未来を拓く塔』です。

ここは1988年に開催されたぎふ中部未来博覧会のメイン会場となった場所で、未来博のシンボルモニュメントとして岡本太郎さんにより制作されました。その跡地が総合スポーツ施設としてきれいに整備され、『未来を拓く塔』は運動公園のシンボルとして今も佇み、アスリートたちを応援しています。

『未来を拓く塔』は長良川競技場(陸上競技場)の南側にある未来の丘に設置されています。すぐ横の芝生広場では快活な声を掛け合い、元気に駆け回る子供たちが。その姿を塔が優しく見守っているように感じられました。

岡本太郎さんが作品に込めたメッセージ。

未来を拓く

未来は時の流れの
遠いかなたに
あるものではない
いま この瞬間に
ナマ身でひらくのだ
若い情熱 力強く
日日 躍動する

岡本太郎

高さは16mほどもあり、なかなかのスケール感です。冠のような頭部はヒマワリをイメージし、長い首にはためく旗の黄、青、赤、緑は青春を象徴する色彩だとか。

脚部はランナーの躍動感がモチーフ。青く広い大空に向かって今にも羽ばたきそうです。

この公園は岐阜市の長良川右岸にあり、対岸には金華山と岐阜城が望めます。塔の背後、右下に小さく写っているのが岐阜城です。

なんじゃもんじゃの花が咲く、爽やかな初夏の一日に訪れた際に撮影したものです。

芝生広場の傍らには桜の大きな陶壁が。こちらも中部未来博のシンボルのひとつとして出展されたもので、岐阜県を代表する地場産業の美濃焼を素材に、根尾村の淡墨桜をモチーフとして制作された幅22m、高さ9m、総重量約40tの世界最大級の陶壁です。春には桜の花との競演を楽しめそうでした。


幸せな住まいづくりのためのささやかな覚書き
―Note Felice―
お読みいただきありがとうございました

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