数年前のご新築の際にカーテンをお納めしたお客様から、このたびレースカーテンの掛け替えをご用命いただきました。素敵なシアーファブリックをお選びいただきましたのでご紹介いたしますね。
難燃ポリエステルの生地にカスミソウをデジタルプリントしたクリエーションバウマンのSOPHILA（ソフィラ）です。
3m幅のファブリックいっぱいに大きく描かれた、カスミソウの繊細な緑葉や茎、バラ色のつぼみがお部屋の中に自然な雰囲気をもたらしてくれます。リアルなんだけれど、おぼろげで曖昧な、なんとも言えない表現が魅力的です。
カスミソウは、細かく分かれた枝先にたくさんの小さな白い花をつける様子が、春の霞のように見えることから名付けられたそうですよ。冬から春になると、遠くの景色がぼんやりと見えにくくなる春霞（はるがすみ）に溶け込んだ山桜などは味わいがありますね。花束のまとめ役となるカスミソウと春霞。ロマンチックですね（╹◡╹）♡
そんなカスミソウをモチーフにしたSOPHILAは、お部屋の主役にも引き立て役にもなってくれます。
カーテンをご納品した際に、お客様にも「ここでずっと眺めていたいわ」とお喜びいただきました♪
近年の建築の特徴として無機質な空間に自然を取り込むことで、人と自然が共存するスペースの実現があげられますが、SOPHILAはこうした建築とインテリアの流れを汲んだコレクションの一つです。
こちらでも、素敵なお庭から続くウッドデッキと室内をエレガントにつなぎ、柔らかく陽光を取り入れています。
また、ぜひご覧いただきたいのがこちらの仕上げです。
通常、カーテンのサイドと裾部分は折り返して仕上げますが、こちらは濃いピンクの飾りロックで仕上げています。今回のように柄物で透明度が高い生地を使用し、折り返した時に柄が重るのが気になる場合や、ファブリックの軽やかさを活かした表現をしたい場合などにおススメです。
幸せな住まいづくりのためのささやかな覚書き
―Note Felice―
お読みいただきありがとうございました。
オーダーカーテン、インテリアのカーサフェリーチェ
（名古屋市名東区）
