今回ご紹介するのは、20年ほど前のご新築時にお取付けしたシャープシェードのお掛替え事例です。
シャープシェードはファブリックを仕立てたシェード(幕体)をメカ(昇降器具)に取付け、上下に開閉を行うローマンシェードと呼ばれる窓装飾のひとつで、等間隔で細長いバーを入れて横のラインを強調したスタイルです。幕体を降ろした時はプレーンシェード同様にフラットな状態ですが、規則正しくシャープにたたみ上り、モダンでスタイリッシュな雰囲気を演出します。
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高所のため足場を組んでの作業です。ご新築時は高さに対応できる輸入のメカを使用し、左右に分けたシャープシェード2台でお取付けしていましたが、経年により昇降部品が劣化し不具合が発生するようになりました。そのため今回は、上下左右で分割した4台でのお掛替えをご提案いたしました。
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設置が4台となったことで昇降(開閉)の手間は増えましたが、採光などを調節する際の自由度が上がり、1台あたりにかかる荷重の負荷も軽減いたしました。
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全開した時には木部やシアーカーテンの吊元を隠すように生地がたたみ上げられていますので、意匠的な違和感もなくすっきりとした納まりです。
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光沢感のある生地に陽光が透過すると、幾何学柄が小紋のように浮かびあがり繊細で軽やかな印象。フラワーモチーフのシアーカーテンともよくマッチし上品な雰囲気です。
ご採用いただいたファブリックスは、こちらのカリスト103(MANAS-TEX)です。
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ホログラム調のメタリック感覚が新しい先染めのジャガード生地で、アラビアン・タイルのような幾何柄が光沢糸で織り上げられています。
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カラーバリエーションは3色の展開
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画像:マナトレーデングHPより
F様、この度はありがとうございました。
幸せな住まいづくりのためのささやかな覚書き
―Note Felice―
お読みいただきありがとうございました
インテリア、オーダーカーテンのカーサフェリーチェ
(名古屋市名東区)