前回に引き続き、マンションリノベーション事例のご紹介、カーテン編です。
リノベーションの際に、配線やエアコンのダクトを通すため、南面の2箇所の窓を囲むように壁を設けました。その壁の厚みを利用しカーテンをお取付けしましたので、とてもすっきりとした納まりで開放感も加わりました。
ドレープカーテンはチンチラのような独特の光沢があり、見る角度によって表情が変わるファブリックFT6550を採用。しなやかなドレープ感、ボリューム感のある遮光生地です。残響音を吸収するように、たっぷりとしたヒダの出るようおつくりしています。
シンプルでありながらもエレガントなダブルタッセル・タイバックはカデンツァ。シアーカーテンはごく薄手の先染め平織りシアーの裾部分に小花刺繍を密に施したフルレットです。
控えめなニュアンスカラーを重ねたトーン・オン・トーンのカラーリング。シックな窓廻りが空間の上質感をさらに高めています。
フランス語で”小さい花”を意味するフルレットは、陽を受けて床に刺繍による花の影が落ちるさまも繊細で優雅な表情です。
日差しが思いがけない素敵な演出をしてくれますね。
カーテンなど窓廻りのあしらいで、お部屋の印象はより素敵なものへと変わります(^^♪
幸せな住まいづくりのためのささやかな覚書き
―Note Felice―
お読みいただきありがとうございました
インテリア、オーダーカーテンのカーサフェリーチェ
(名古屋市名東区)