傷みや汚れが目立つようになった塗装仕上げの建具枠や開口枠などのリニューアル。車椅子などがぶつかることも多いため、キズ防止を考慮し塗装よりも強度の見込める化粧シート(ダイノックフィルム)をご採用くださいましたので、ほんの一部ですがご紹介させていただきます。
※ダイノックフィルム:意匠性の高いデザイン、カラーバリエーションが豊富な3M社の粘着剤付き塩ビ系化粧フィルムです。フィルムならではの特性を活かし、ドアや家具、エレベーターなど様々なものへの施工が可能です。
粘着剤付き塩ビ系化粧フィルムの施工例 ➡ ★こちら
アール枠への施工の様子(こちらのような曲面は、施工難度が高くなりますのでプロにご依頼いただくのが安心です)
下地調整:
フィルムは薄いため下地が荒れていると仕上がりが悪くなります。丁寧に平滑に仕上げた後、プライマーを念入りに塗布し接着力を補強します。
フィルム施工:
平面部から先に貼り付けし、曲面部を中心にフィルムをドライヤーで暖め軟らかくした後、手で曲面を包み込むように注意深く伸ばしながら貼り込んでいきます。
デスクと周辺の木部などもフィルムを貼り化粧直しいたしました。フィルム施工後、床の長尺シートも貼替えていますのでイメージが一新。こちらはホワイト系のフィルムとテクスチャー感のあるシックなグリーンの長尺シートの組合せが採用された素敵なワークスペースです。
幸せな住まいづくりのためのささやかな覚書き
―Note Felice―
お読みいただきありがとうございました
インテリア、リフォームのカーサフェリーチェ
(名古屋市名東区)