いつもお世話になっている医療施設様より内装のリニューアルをご用命いただきました。今回は床材、長尺シート貼替えの様子を一部ですがご紹介いたします。
長尺シート
塩化ビニール樹脂を素材とした塩ビシート呼ばれる床材のひとつで、幅の広いロールシート状に製造されたものです。土足で歩行できる耐久性や耐水性を持ち、床面積の大きな場所の施工に適しています。防滑性、耐薬品性など特殊な機能を備えたものが数多くあり、店舗や事務所、病院、公共施設などで使われます。
既存の床材をペッカー(床材剥がし機)で綺麗に剥がし、下地を平滑に調整した後に長尺シートを貼り込みます。シートのつなぎ目はシートと溶接棒を溶融し仕上げます。
シックなブラウンをベースに、マーブル調のグリーンでサイドを貼り分け、巾木はメタリックなグレーを合わせています。
どことなくナチュラルな印象も与えてくれる柄・配色の効果で、利用者様に穏やかな安らぎを感じていただける空間となりました。
こちらは色分けされていた既存フロアを、レベル調整し同じ仕様の長尺シートでお貼り替えいたしました。見切りの金具もなくなり、すっきりと統一感のある仕上がりに。
落ち着いたグリーンをベースカラーに、ベージュをアクセントとした逆の配色も素敵です。
幸せな住まいづくりのためのささやかな覚書き
―Note Felice―
お読みいただきありがとうございました
インテリア、オーダーカーテンのカーサフェリーチェ
(名古屋市名東区)