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TopNoteリフォーム施工事例 和室を洋室に

施工事例 和室を洋室に

和室を洋室にリフォームした場合の施工例のご紹介です。 畳をフローリングに張り替え、柱や長押などの木部は残したまま天井や土壁部は壁紙で仕上げています。

押入はすでにクローゼットにリフォームされていましたので、建具は襖のみ木製引戸にお取替えいたしました。

BEFORE

フローリングと引戸のお色は、経年変化で程よく飴色となった柱や長押などの木部に合わせてお選びいただきました。

壁紙は控えめなグレイッシュブルーをチョイスし優しい表情を添えています。

エレガントなんだけれどどこか懐かしい趣のあるお部屋になりました。

O様、この度はありがとうございました。


和室を洋室にリフォームする場合の施工方法として、今回ご採用いただいた真壁仕上げ(柱や梁などの軸組が表に見えている納まりで、古くから日本の建築で用いられてきた仕上げ)と大壁仕上げ( 柱や梁がパネルなどで覆い隠され、表からは見えないフラットな納まりで洋室に用いられる仕上げ)があります。

真壁仕上げ

真壁の場合は土壁に直接下地材を打ち付け、その上に壁紙を貼りますので、大壁と比較すると工期を短縮、費用も抑えることができます。床だけはフローリングにしたいけれど、あまり大掛かりなリフォームは望まれない場合などによくご採用いただきます。
その一方で、真壁は和の面影が残り、木の持つ温もりが感じられますので、これらを活かしたインテリアも根強い人気があります。例えば木部を程よいバランスで見せたシンプルな空間に北欧家具を合わせたり、柱や梁を濃色で仕上げた古民家テイストなどなど…雰囲気があって素敵ですよね。木部が呼吸し調湿効果のある真壁は、漆喰や珪藻土などの左官仕上げとも好相性ですので、健康住宅を志向される方にもおすすめです。

大壁仕上げ

こちらの画像は和室を大壁の洋室にリフォームした場合の施工例です。既存の柱や鴨居を隠すように土壁と柱の高さを調整し、上張りした下地材に壁紙を貼りますので、木部の見えないすっきりとした洋風の仕上がりとなります。また大壁は壁に厚みをもたせますので、耐力壁を設けたり、壁の中に配線や配管などを隠蔽することができるなど、プランの自由度が高くなりコーディネートの幅が広がります。気密性や断熱性、耐震性を高めることができる反面、壁に厚みがある分、若干室内は狭くなります。


洋室としての完成度を求める場合、天井や襖、押入などのリフォームも付随してきますし、バリアフリー対応とする場合は周辺箇所との取り合いも必要となるなど、内容によって工期や費用は大きく異なってまいります。


幸せな住まいづくりのためのささやかな覚書き
―Note Felice―
お読みいただきありがとうございました

インテリア、オーダーカーテンのカーサフェリーチェ
(名古屋市名東区)