石雲寺から車で8分ほどの国道沿いの斜面にあるというセツブンソウ自生地にも足を延ばしました。2cmほどの小さな花のため場所を探せるか不安でしたが、雪が降り積もったように斜面が白く染まっていましたのですぐに見つけることができました。
冬枯れの斜面で淡く儚げに咲いている清楚な姿を勝手にイメージしていましたが、ところ狭しと密生した可憐な花が満開です。キラキラと星が輝いているようで、煌びやかな美しさに思わず息をのみました。
アップで見ると同じキンポウゲ科の植物なのでバイカオウレンやクリスマスローズにも少し似ています。
白い花びらに見えるものは萼片です。黄色く見える部分が退化した花弁で、糖分を含んだ花蜜を分泌する腺となり虫たちを呼び寄せます。中央の赤紫部が雌蕊、たくさんの薄い青紫色のしべが雄蕊です。雄蕊の葯が花粉を放出し白っぽくなっているものも。
幸せな住まいづくりのためのささやかな覚書き
―Note Felice―
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インテリア、オーダーカーテンのカーサフェリーチェ
(名古屋市名東区)