ソメイヨシノよりも一足早く開花し、早春を彩ってくれる大寒桜(オオカンザクラ)の並木道です。
東区泉二丁目と三丁目を隔てる南北の道路にある寒桜の並木道は、毎年市内でいち早く花見ができる名所となっています。
昭和36年(1961年)春、「名古屋で一番早く咲く桜を植えていただきたい」という地元の希望がかない、当初16本の苗木が植えられました。当時植えられた木で残っているのは6本ですが、その後新たに植えられたものも含めて、現在では約140本の桜が並木道をつくり、早い春が楽しめます。淡紅色の桜は、大寒桜(オオカンザクラ)で、 濃い紅紫色の桜は、寒緋桜(カンヒザクラ)です。
大寒桜
バラ科サクラ属の落葉高木。樹高は5メートルから10メートル。花は中輪、一重咲きで淡紅色です。花は半開状で、下を向いて咲きます。開花時期は、染井吉野(ソメイヨシノ)より一週間ほど早く、年によっては3月初旬に咲き始めます。咲き始めの頃は遠目には白く見えますが、散り始める頃になるとピンクがかって見えます。寒緋桜(カンヒザクラ)と山桜(ヤマザクラ)、または寒緋桜(カンヒザクラ)と大島桜(オオシマザクラ)の雑種といわれています。
寒緋桜
バラ科サクラ属。サクラの原種の一つ。樹高は5メートル程度です。花は小輪、一重咲きで濃紅紫色です。また、釣り鐘状の花が特徴です。下向きに咲く花やぱっと大きく開かない花が多く見られます。開花時期は、3月中旬です。緋寒桜(ヒカンザクラ)ともいわれますが、よく似た名前の彼岸桜(ヒガンザクラ)と区別するために、最近は、寒緋桜(カンヒザクラ)と呼んでいます。
名古屋市HP オオカンザクラの並木道より抜粋
(2021.3.11撮影)
幸せな住まいづくりのためのささやかな覚書き
―Note Felice―
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インテリア・オーダーカーテンのカーサフェリーチェ
(名古屋市名東区)